「あのパットさえ外さなければ、ベストスコア更新だったのに。。。」
「パットってどうしてこんなに思い通りにならないの??」
こんな悔しい思いをしたこと、ありませんか?
ゴルファーなら、誰もが経験するパットの悩みですよね。
パット上達のためには、毎日、家で少しでも練習することが大事ですが、ただ漠然と練習をしていても、なかなか上達しないものです。
そんな中、とってもオススメできる、パター練習器具がありましたので、今日はそのご紹介です。

おすすめなパター練習器具とは、”プレッシャーパットトレーナー” です。
既に大人気の器具なので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
パットトレーナーが他のパット練習器具と違うのは、ちょうど良い強さ(タッチ)で打つ練習を、集中して繰り返したくなる作りになっているので、カップインに必要なタッチと集中力が養われるところです。
それはこのパットトレーナーの構造に秘密があるので、ご紹介しますね。
Contents
プレッシャーパットトレーナーとは?
パットトレーナーはイギリスのパッティング専門メーカー ”PUTTOUT” が作った、これまでとはちょっと違う工夫のあるパター練習器具です。
2017年が最初の発売だそうですが、ここ1、2年で急速に人気が高まっているパター練習器具でもあります。
プレッシャーパットトレーナーの良いところ
タッチ合わせと集中力を養う
まず何よりも、他の練習器具と一線を画している点から。
パットトレーナーはカップから45cmオーバーする強さ(パットの理想の強さとされる)で打つと、器具真ん中のPマークのところに、ボールがスポッと入ります。
カップをちょっと登った所にある“P”のマーク
少し凹んでいて“ポケット”とも呼ばれる
裏から見ると、浅いポケット構造になっているのが分かる
家でのパター練習って、カップと見立てたものに当たったり、目標にするマークの上を通過したらOKでやってませんか?
例えば、空き瓶に当てたり、
パターマット上のマークなどがターゲット
このくらいの練習だと、正しい方角に向かって打つ練習としてはいいのですが、タッチの強弱にはあまり精度がよくありません。
また、従来品のパターマットには、よく片端に附属のカップがついていますよね。
これだと、かなり強めに打ってもそこで止まるような構造なので、これもタッチの練習にはならないことが多いんですよね。
また、どこにでも移動できるのはグッドなんですが、カップの入り口までやや登りになっている、このタイプのカップ。
ボール半分弱の高さがある
これも、ちょうどいいタッチが分かりにくい構造だと思います。
なぜなら、カップ到達する前の登り坂を登り切れなかったりするんですよ。
何が言いたいかというと、従来の多くのパター練習器具は、 タッチを合わせて練習するのに不向きなものが多かった、または、効果的なものが無かった、ということです。
そこで、このパットトレーナーの話になります。
前述のように、Pマークにボールが入ってくれるのがちょうどよいタッチで打った場合なのですが、これがなかなか入りません。
「今のは、カップに入ったよね!?」
と思いつつも Pマークには入らないので、「次こそは!」とタッチと方向を丁寧に合わせて打ちます。
そんなこんなで頑張ってると、そのうちようやく1球Pマークに入ります。
スポっとはまる、そのはまり具合にとっても嬉しくなります。
で、「もう1球!」と思って、また繰り返します。
なかなか入りませんが、ある種のゲームのような感覚になり集中しやすくて、段々と入る頻度が上がってきます。
これを繰り返していると、次第に P マークで止まるようなタッチの感覚がついてきます。
ここが他の練習器具と違う点で、真剣に ”あの1点” に向かって適切なタッチで打つよう、無意識のうちに集中して打つことを繰り返しているんですよね。
これが、集中力を高めて狙った点に向かって打つ効果的な練習になります。
打った結果が分かりやすい
更なる利点は、打った結果がビジュアルで分かりやすいところです。
どういうことかというと、上の動画のように、カップの外側に外れない限りは、Pマークに入らないボールは打った方向に戻ってきます。
その戻った距離が、カップをオーバーした距離になるようです(説明書によると)。
例えば、上の動画の場合は70cmくらい戻って来たので、70cmはオーバーするくらいの強さで打っているということです。
これではタッチが強すぎるので、本当のグリーン上で、カップを覗いたのに通り過ぎてしまう可能性がある、ということになります。
このように、ボールが戻ってくる速度や距離で、自分の今のパットのタッチがどうだったかが、見た目にとてもわかりやすく「じゃあもう少し強く」とか「弱く」といった調整をすぐにやることができます。
持ち歩けるコンパクトサイズ
もう一つの利点は、コンパクトで持ち運びやすく、ゴルフ場やグリーン練習場に持っていくことができます。
⇨
そもそもコンパクトなうえに、折りたたみ可能
⇨
しっかりした中箱と外箱で、割れる心配もない
収納して持ち歩きも便利
短いパットに効果あり
このパットトレーナーは、ショートパットから2.5mくらいまでの距離をみっちり練習するのに適しています。
2.5mくらいまでの短めのパットの入る確率を上げることは、3パットを減らすことにつながります。
3パットが減るということは、スコアアップにとても役に立つということです。
その距離のパットの精度を上げたい方、その距離のパットの大切さに気づいている方、是非、試してみる価値ありです。
残念な点
プレッシャーパットトレーナーの残念な点は、ロングパットの練習 = 長い距離感を養うのには向いていないことです。
プレッシャーパットトレーナーを使った練習方法
先述の通り、プレッシャーパットトレーナーは最初から Pマークにはなかなか入りません。
最初は 1mくらいから始めるてみるのがおすすめです。
これが全然入らないようなら、少し距離を縮めてやってみましょう。
4~5回に1回は入るようになって来たら、次は1m、1.5m、2mとだんだん距離を長くしてやりましょう。
また、Pマークで止める練習以外にも、カップの右、中央、左に3つの点があるので、右だけを狙いそこへボールを打つ練習や、左に打つ練習も、距離を変えながらやると、とても良い練習になります。

実際にグリーン上でカップの右内側(または左内側)を狙いたい時、やや大雑把にしか打てないものですが、点があると目標物がはっきりするので、より効果的な練習ができます。
更には、点で狙うことに慣れていくと、実際のグリーン上で、ボール1個分左を狙いたい、みたいな時の応用をしやすくなります。
スパット(目標となる落ち葉や傷など)となる物があると狙いを定めやすいですが、無い場合、この1点集中の練習をしておくと、そこに点があるような感覚で打てるようになってきます。
とは言っても、グリーンはボールの転がりを読めないと、究極どうにもならないものですが、狙ったところに打てる技術を磨くのは、その前段階としてとても大事ですよね。
プレッシャーパットトレーナーを使った人の口コミ
実際に使っている他の方々の口コミを集めてみました。
※口コミはアマゾンと楽天での購入者さんたちのものです

いつもショートして外してばかりで距離感合わせに悩んでしましたが、これの器具は良いです。
完璧なタッチで打つとポケットに気持ちよくハマります。確かに楽しいです。


スクールには通っているが。パターの練習がなく(中略)、こちらで、毎日2球をピタッとする練習を行い、1週間でラウンドに出たら、パット数が10以上減りました。
トゥルータッチで打つとボールがハマりますので、ゲーム感覚でできるので飽きないです。

プレッシャーパットトレーナーはどこで手に入る?
プレッシャーパットトレーナーは、今のところゴルフショップ店舗には置いてないようで、公式サイトやウェブショップで手に入ります。
そして、このプレッシャーパットトレーナーは、是非、パターマットの上でやることをオススメしたいです。
畳やカーペットの上でもパター練習はできますが、パターマットはよりグリーンに近い状態を作ってくれ、特にプレッシャーパットトレーナーでの練習は、繊細なタッチの練習なので、環境はできるだけ本番に近く整えた方がいいです。
既に自宅にパターマットがある方は、これだけ買えばすぐに始められます。
自宅にパターマットがない方は、マットも一緒に購入するこをおすすめします。
専用マットが3種類あり、例えばスターターセットはパットトレーナーとミディアムサイズのマットのセット売りです。
ちなみに、マットのサイズとお値段は以下の通り(全て公式サイトでの価格)
サイズ | プライス | |
スリム | 25cm X 240cm | 9,800円 |
ミディアム | 50cm X 240cm | 13,980円 |
ラージ | 66.5cm X 367cm | 24,900円 |
公式サイトには、その他にもアラインメント用具や真っすぐテークバックするための用具などもあるので、是非、一度訪れてみるといいですよ。
「これ、いいな」というものが見つかるかもしれません。
公式サイトで見る ⇩
おすすめパター練習器具プレッシャーパットトレーナーのまとめ
いかがでしたでしょうか。
プレッシャーパットトレーナーの特徴や良さがうまく伝えられていればよいのですが。
以下に、パットトレーナーの特徴をまとめました。
◎ 他のパター練習器具にはない、50cmから2.5mくらいまでのパットが効果的に練習できる工夫された機能がある
◎ 一打一打に集中しやすく、ゲーム感覚で練習できるので続けやすい
◎ 持ち運びもできるので、実際のコースに持っていくこともできる
以上になります。
興味を持った方は、是非、試してみてください。






